道路公団建設局長表彰(調査部門功労賞)
慈徳院トンネル第一次地質調査 |
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調査業務 | 技術業務 | |||
・ボーリング (8孔 209m) | ・地形地質踏査 (1.88q) | |||
・孔内湧水圧試験 (3回) | ・地層地質断面解析 (4断面) | |||
・弾性波探査 (6測線 4.48q) | ・調査総合解析 (1.88q) | |||
・岩石試験 (1式) | ・後続調査計画案 (1.88q) |
概要
領家変成岩に相当する泥質・砂質・硅質片麻岩からなる地質で構成される。トンネル主体部はVp=5.0q/secを示す硬質岩が主体であるが、約2〜3割程度の区間で岩盤からなる。
土被り小区間の問題点
○坑口部の強風化の状況図 | |||
○水の問題が予想される地点 |
@ 地山の強風化・劣化岩 | |
尾根地形部での土砂状強風化が深部に及び、施工上の問題点が多い。 | |
A 水理地質的問題点 | |
路線に沿った支沢が近接し、掘削に伴う表流水・伏流水が多量に想定された。 | |
B 地すべり地の近接 | |
小〜大規模地すべり地が近接し、地すべりの特性について評価。 |
評価されたと考えられる事項
○地山の分類 | ||
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○地盤物性地の評価 | ||
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上記の事項に対し、本質的なポイントの指摘・多数の経験的な要素も重要であり、最も評価された点と考えられる。