新幹線
事例1 | 横浜環状高速鉄道4号線地質調査 発注:横浜市交通局高速鉄道建設部 |
ボーリング 17地点 619m | |
標準貫入試験、孔内水平載荷試験(低圧・高圧)、PS検層、湧水圧試験、間隙水圧 デニソン、シンウォール、物理・力学試験(粘度・密度・含水・圧密・一軸・三軸、UU・CD) |
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山岳(NATM)工法の経済コスト | |
関東の第四紀の地質地盤を対象とする各工法の経済比較を、図−1に示すトンネル断面で行った結果、図−2の様に、土被りと延長による変化はあるが、山岳工法が格段に有利であるとされる(独立行政法人土木研究所 石村・真下2002より)。 |
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図−1 設定した各工法のトンネル断面(土被り20mの場合) |
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図−2 工法による工事費、外部コストの比較図 |
事例2 | 北幹、峰山T外地質調査他 発注:日本鉄道建設公団長野新幹線建設局 |
峰山トンネル:延長約7km 最大土被り400m 構成(泥岩、一部砂岩) 調査項目 :ボーリング約700m、孔内水平載荷試験(高圧)、速度検層、電気検層 湧水圧試験、岩石試験、針貫入試験 |
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トンネル区間は、大部分泥岩で構成される。泥岩の膨張性について、鍋立山トンネルの事例との対比等により、泥岩の膨張性の程度について、十分な検討を行った。(当社は鍋立山トンネル超膨張性区間の地質経験を有している)この他、砂岩層の狭在あり、湧水の問題、大土被り区間の土圧の問題、メタンガス、油徴、抗口部の不良区間の問題点等を解明し、設計施工への助言を行った。 |
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地質調査は、冬季に及び、上越の降雨の中でも続行された。 (峰山トンネル起点抗口付近の全景) (平成13年1月) |